睡眠中は気道が狭くなる




私たちはふだん、立ったり座ったりして生活していることが多いですが、眠るときは仰向けの姿勢になります。

すると重力の影響で軟口蓋や舌根が沈み込み、空気の通り道である上気道を狭くしてしまうので、呼吸の際の空気抵抗を高めてしまうのです。


さらに、人は眠りに入ると全身の筋の緊張がゆるんできます。

咽頭や舌の筋肉もゆるんで振動しやすくなります。

ですから、いっそういびきをかきやすくなってしまうのです。


もう1つ、起きているときと眠っているときでは、呼吸を調節している自律神経の活動も変化してきます。

たとえば、夜、眠る間際に、鼻が詰まりやすくなるという人は多いと思います。

これは自律神経が影響を及ぼしているためです。


自律神経には、交感神経と副交感神経があります。

交感神経は、昼間、私たちが活発に活動しているときには、必要な酸素量をしっかり体内に取り込めるよう、鼻の粘膜の水分を減らし、空気の通り道を広げています。

けれども夜になると、体を休ませるために交感神経は活動を弱め、代わって副交感神経が活動をはじめます。

眠っているときは起きているときに比べて必要となる酸素の量も少なくて済みますから、入ってくる空気の量を少なくするために、副交感神経が鼻の粘膜の血管を広げて粘膜を腫れさせるのです。


鼻の通りが悪くなれば、当然、空気抵抗も高くなり、いびきをかきやすくなります。

お酒を飲んだり疲れているときに鼻がつまりやすくなるのも、この副交感神経のはたらきによるもので、体をやすませようとするためなのです。


このように、私たちのが起きているときと眠っているときでは呼吸生理も変化します。

眠っているときの呼吸は、起きているときに比べて不安定になりやすいといえるのです。

小学館
いびきのことがよくわかる本
東京女子医科大学耳鼻咽喉科教授
高山幹子著
P18〜19 より引用




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